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リフォームローンの審査ですが、住宅ローンに比べて審査基準は甘くなっています。
これは、審査が甘いというよりも既に家を保持しているという社会的信用の部分と担保となる土地・住宅があるために審査基準を低く設けているのです。
例えば、年齢で言えば満20歳以上からとなり、年齢の上限は「80歳までに完済できる方」と完済時の年齢が設定されています。
簡単にいうと、80歳までの返済が条件となっている場合は1年で返済できれば79歳でも借入出来るという事ですね。
次に会社への勤続年数ですが大体1〜2年となっています。住宅ローンでは3年以上の勤続が条件となっている所がほとんどなので、これと比べると審査基準の低さが分かると思います。
自営業者の場合は現在のビジネスで2年以上の収入がある方と定めているところが多いです。
自営業者はローンの審査が会社員に比べて高く設定されがちですが、リフォームローンの条件であれば難なくクリアできると思われます。
また、肝心の年収ですが驚く程に低く最低は150万円ラインとなっています。年収150万円をクリアしてれば融資を受けれるという事ですね。実際問題として年収150万円でマイホームを持つと言うのは難しい話ですので、この条件は家の所有者ではなく同居人がリフォームローンに申し込む場合を考えて設定されているものと思います。
上記の審査条件の他には各金融機関で独自に設定しているものがいくつかあります。ただ、どの条件も厳しいものではありませんので特に気にする必要はないでしょう。
審査の期間は非常に短いのがリフォームローンの特徴なので書類などに不備が無ければ大体1週間以内には審査結果が出ると思います。
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●審査項目(金融機関によって異なる)
●融資額の上限が制限されるケース
年齢 |
借入時に満20歳以上65〜70歳未満 完済時 75〜80歳 |
年収 | 最低200万〜400万以上 |
健康状態 | 団体信用生命保険に加入ができることが条件 |
勤続年数 |
最低2〜3年 自営業者や個人事業主は同一事業を2年以上 |
●融資額の上限が制限されるケース
購入物件の価格 |
物件価格の80%〜100%が上限 |
年収 | 年間返済額の割合が年収に応じて25%〜35% |
現在のローン状況 |
他の住宅ローンや教育ローン、車ローンなどの 返済があると融資額の上限が下がる場合がある |
過去の返済状況 |
最低2〜3年 過去にローンやクレジットの返済が滞っていると 融資額の上限が下がったり融資されないことがある |
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