リフォームローンの金利 


|右向き三角1 リフォームローンの金利

リフォームローンの金利は固定型と変動型の2種類があります。

変動型金利とは、返済期間中、一定期間ごとに金利が見直されて変わっていくタイプです。申込時の金利が1.0%だったとしても1.5%あがる事もありますし、逆に0.5%と下がる事もあります。
その為最終返済金額が計算しにくいというデメリットがあります。
メリットは金利が下がった場合、最終返済額が当初計算時よりも安くなるという事です。また、返済額の見直し時期にローン金利が高くなっていたとしても、直前の返済金額の25%までと上限が設定されています。

固定型金利とは、金利が一定値に固定されたタイプの金利となります。例えば、10年間固定タイプで5%といった感じです。
固定タイプは1年目からの金利が高く設定されていますが、借入期間が長くなったとしても金利が上がらない点がメリットです。
しかし、返済を短く終わらせる事ができる場合に固定金利型でローンを組んでしまうと最終的な返済額が大きくなる事もあるので注意しましょう。

固定金利も変動金利も一長一短ですので、借入金額と返済期間を明確にしておき、最終的な返済金額を算出して選ぶ様にして下さい。
また、固定型も変動型も金融機関によって金利が異なっていますので、リフォームローンをする方は事前にいくつかの銀行の資料を取り寄せるなどしてリサーチしておく事をお勧めします。

ローン
 固定タイプは、借入時点に完済までの金利が決まっているもので、返済途中に金利上昇を心配する必要がない。完済まで金利が一定の「完全固定型」の他に、11年目に金利が上がる「段階金利型」もあるが、最初に金利が決まっているので、安心感という面では変わりないだろう。


ローン  対して変動金利タイプのローンは返済期間中も金利が変わり、それに伴って返済額も変動していく。変動タイプにも「変動金利型」と、「固定金利選択型」がある。変動金利型は半年ごとに金利が見直され、固定金利選択型は、3年、5年といった指定した期間中は金利が変わらない。指定期間が終了すると、再度、固定期間を選択するか変動に切り換えることになる。名称に固定という言葉が付くものの、変動タイプの類型の一つといっていい。金利水準については、一般的に期間が短いもののほうが低めに設定されている。




住宅ローンとの違い


|右向き三角1 住宅ローンとの違い

住宅ローンは住宅を建てたり購入したりする時のローンですが、家を改装するリフォームローンとはいくつか違いがありますので、紹介しておきたいと思います。

まず、一番の違いは金利にあります。
リフォームローンでは融資額上限が500万円程度となっていますので、返済期間が長期にわたったとしても金利設定が高くなっていたとしても、返済金額が膨大に膨れ上がりません。
しかし、一から家を建てるとなった場合、その金額はリフォームとは比べ物になりません。家を建てる場合は、最低2000万円は必要でしょうし、豪邸になると億を超える事もあります。
そうなってしまうと、最終的な返済金額が膨大になってしまい、利用する人はいなくなりますよね。
ということで、住宅ローンでは金利が低く設定されています。金融機関にも寄りますが15年ローンの金利が大体2%前後といった感じです。

次に異なる点が審査ですね。
リフォームの場合は既に家を保持しているという事と融資金額が低いという事で審査が厳しくはありません。

しかし、住宅ローンでは審査基準が厳しく設けられており、ローン会社の審査だけでなく、ローン会社が提携している保険会社の審査も必要となっています。
その為、ローン会社の審査をクリアしても保険会社の審査をパスできないと融資を受ける事が出来ません。
また、融資金額が多いことから、審査を通ってから資金を手にするまでの期間もリフォームローンに比べると長くなっています。融資金額が増えれば増える程に時間がかかるという事ですね。

住宅ローン会社でリフォーム時の融資を行っている所もありますが、リフォームローンの融資額で間に合うのであれば、リフォームローンを利用した方が良いと思われます。


「総支払額は、金利や返済期間、借入額によっても違ってきます。借りる金額が決まったら、その時点でのローン商品を比較検討するのがおすすめです」



リフォームローンのメリットとデメリット


|右向き三角1 リフォームローンのメリットとデメリット

右向き三角1 無担保でOK!
リフォームローンは借入時の担保が必要ありません。必要ないと言っても「家」が自動的に担保扱いになるので実際は担保があるとしてローンを組むと言う形です。
また、家が担保としての契約になるので、審査も通りやすいのが特徴的です。

右向き三角1 審査が早く資金を受け取る期間も短い!
住宅ローンをしたことのある人なら分かると思いますが、審査も厳しく審査に通った後も資金を手にするまでの期間って長いのが住宅ローン。しかし、リフォームローンでは審査基準がそれほど厳しくなく、審査を通った後はスムーズに資金を手にする事が出来ます。

これには理由があり、リフォームするという事は既に家を持っている、つまり、それだけの資産があるという前提で審査が行われているからです。信頼度が高い状態でのローンという事です。

右向き三角1 住宅エコポイントが貰える!
リフォームの種類によって、エコポイントを貰う事が出来ます。このエコポイントはリフォーム時の追加工事金額に充当する事が出来る他、商品券などとも交換する事が出来ます。ただ、エコポイントをリフォーム工事に還元する事は出来ません。出来るのは追加工事のみとなっています。

右向き三角1 デメリット 融資金額が少ない!
メリットがたくさんあるリフォームローンですが唯一のデメリットは融資金額が少ないという事。最大500万円程度となっているのでリフォーム内容によっては足りない事も考えられます。