住宅ローンの選び方


|右向き三角1 住宅ローンの選び方

夢のマイホームを手に入れるために、ほとんどの人が利用する住宅ローン。この住宅ローンを利用するためには、色々な要件があります。
金利や返済方法などによって、月々の返済額だけではなく、総返済額も大きく異なってきますので、それぞれの特徴をしっかりと理解して、
適切なローンを選ぶ必要があります。

各種住宅ローンの特徴



返済方法(金利、期間) 物件条件 融資額 申し込み資格
財形
住宅融資
<金利>
・変動金利(5年固定)
<返済期間>
10年以上35年以下
(リ・ユース住宅は25年)
※完済上限80歳
<住宅床面積>
70〜280u
<その他>
支援機構の建築基準に
あてはまる住宅であること
など
最高4,000万円
(財形貯蓄残高の10倍まで)
※所要額の80%まで
●財形貯蓄を1年以上続け、
残高が50万円以上であること
●年収に占める全ての借入
れの年間合計返済額の割合
が、年収400万円未満の場合
は30%以下、400万円以上の
場合は35%以下
フラット35 <金利>
全期間固定金利
<返済期間>
15年以上35年以内
(60歳以上の場合は
10年以上)
※完済上限80歳
<住宅床面積>
戸建70u以上
共同住宅30u以上
<その他>
支援機構が定めた技術
基準に適合する住宅
建築費(土地代含む)が
1億円以下
100万円以上8,000万円以下
(建設費または購入価格の9割以内)
●年齢が70歳未満
●年収に占める全ての借入
の年間合計返済額の割合が
、年収400万円未満の場合は
30%以下、年収400万円以上
の場合は35%以下
民間融資 <金利>
・最長35年固定型
・変動型
・上限付変動型
・固定金利型
など
<返済期間>
最長35年
特になし 上限5,000万円〜1億円
※上限は評価額の80%以内が一般的
●年間返済額が年収の45%
以内(年収による)など
●前年年収が100万円以上等
年齢が満20



リフォームローン・住宅ローン審査基準


|右向き三角1 リフォームロ-ンと住宅ローン審査基準

リフォームローンの審査ですが、住宅ローンに比べて審査基準は甘くなっています。

これは、審査が甘いというよりも既に家を保持しているという社会的信用の部分と担保となる土地・住宅があるために審査基準を低く設けているのです。
例えば、年齢で言えば満20歳以上からとなり、年齢の上限は「80歳までに完済できる方」と完済時の年齢が設定されています。
簡単にいうと、80歳までの返済が条件となっている場合は1年で返済できれば79歳でも借入出来るという事ですね。

次に会社への勤続年数ですが大体1〜2年となっています。住宅ローンでは3年以上の勤続が条件となっている所がほとんどなので、これと比べると審査基準の低さが分かると思います。
自営業者の場合は現在のビジネスで2年以上の収入がある方と定めているところが多いです。
自営業者はローンの審査が会社員に比べて高く設定されがちですが、リフォームローンの条件であれば難なくクリアできると思われます。

また、肝心の年収ですが驚く程に低く最低は150万円ラインとなっています。年収150万円をクリアしてれば融資を受けれるという事ですね。実際問題として年収150万円でマイホームを持つと言うのは難しい話ですので、この条件は家の所有者ではなく同居人がリフォームローンに申し込む場合を考えて設定されているものと思います。

上記の審査条件の他には各金融機関で独自に設定しているものがいくつかあります。ただ、どの条件も厳しいものではありませんので特に気にする必要はないでしょう。

審査の期間は非常に短いのがリフォームローンの特徴なので書類などに不備が無ければ大体1週間以内には審査結果が出ると思います。

|右向き三角1 住宅ローンでは何を審査される
●審査項目(金融機関によって異なる)
年齢 借入時に満20歳以上65〜70歳未満
完済時 75〜80歳
年収 最低200万〜400万以上
健康状態 団体信用生命保険に加入ができることが条件
勤続年数 最低2〜3年
自営業者や個人事業主は同一事業を2年以上

●融資額の上限が制限されるケース
購入物件の価格 物件価格の80%〜100%が上限
年収 年間返済額の割合が年収に応じて25%〜35%
現在のローン状況 他の住宅ローンや教育ローン、車ローンなどの
返済があると融資額の上限が下がる場合がある
過去の返済状況 最低2〜3年
過去にローンやクレジットの返済が滞っていると
融資額の上限が下がったり融資されないことがある


|右向き三角1 民間ローンの融資で考慮される項目